御鍬祭
本日は御鍬祭(おくわさい)並びに頌徳碑(しょうとくひ)式典が斎行されました。
御鍬祭の前に、まずは頌徳碑式典が執り行われました。これはこの地区に多大な功績を残された丹羽新次郎政栄翁の遺徳を称えた頌徳碑の式典です。
また、当宮では御鍬社にて衣食住の神様である豊受大神様をお祀りしていて、御鍬祭は五穀豊穣、商工繁栄、生産繁栄を祈願するお祭りです。元々は盂蘭盆会と言われ、いわゆるお盆のお祭りで、町内の盆踊りと同日に行われておりましたが、それが生活の変化と共にいつしか現在の形へと変化していきました。
神事ではまずは巫女の舞の奉納に始まり、
今回も天候が心配されましたが、提灯上げも行うことが出来ました。
基本的に神社においては歴史や伝統を重んじる傾向は強い様に思います。しかしながらその歴史や伝統を重んじながらも、それを長年継承していくためにも、その時々の時代に合わせて変化していくところも、また神道の良いところでもあると考えます。
この白山神社は各町内のお力添えがあってこそのお宮であります。生活の多様化で日々が忙しい時代ではありますが、お祭りの度に祭元を中心にご協力を頂いてます。
今後もいつまでもこの良き伝統と歴史を継承していく為に、古きを重んじつつも、その時代に合わせて常に変化をし、更に良い時代を築いていければと考えています。