天神祭
昨日からの降雪により心配されておりましたが、お蔭様で無事に天神祭を斎行することが出来ました。
天神祭はいわゆる学問の神様である菅原道真公をお祀りした天神社の神事です。
道真公は幼少の頃より書道や和歌、漢詩などにも優れ、政治においては右大臣に任命されるほど知性にあふれ、文学に優れた方でした。
天神社には諸芸上達や学力向上の御神徳があり、学生や受験生を中心に受験の合格や諸芸上達を願う方々に篤く信仰されております。また、境内には天神様の使いである丑も祀られており、受験合格を願う奉納旗も奉られていますが、学問成就のみならず、丑の足や背中などを自らの身体の悪い場所と同じところを撫でながら、病気平癒を願う方々も多くお詣りされております。
今回は近年でも稀にみる寒波とのことで、今朝は境内にもうっすらと雪が積っており、本日の朝市も通常に比べると幾分かお客様も少なかったようですが、それでも多くの方々にお越し頂いておりました。陽が昇ると共に徐々に解け始め、日陰を除いては殆ど解けております。
とはいうものの、今夜もまだまだ冷えるようですし、場所によっては凍結することも考えられます。お出かけ・ご参拝の際にはくれぐれもご注意下さいませ。
こんな時であるからこそ、特に受験生の方は足元に注意して、一歩一歩確実に踏み締めながら、皆さんの足跡を刻んでください。
佳きご縁との結合わせを祈念致しております。