春日祭
今年はまだ花見を楽しめるほど、長く桜が咲いていますが、本日は春日祭が斎行され、先日、春日大社で戴いた御神礼を無事に納めさせて頂きました。
春日祭は春日大社の御分霊である天児屋根命をお祀りした神事で、天照大御神が天岩屋にお隠れになった時、鏡を持って馳せ参じ、天照大神をこの世に連れ出すことに力を尽くされ、天孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が高千穂に降臨されたとき、お供をして降臨されました。後の中臣氏の遠祖であり、以前は春日山に祀られておりました。
新たな氏子総代も加わり、本年度最初の神事である春日祭が無事に終えられたこと、大変喜ばしく思います。本殿・境内社ご祭神に纏わる神事はこれで平成最後となりました。次回の5月5日(日)弁天祭は令和最初の神事となります。
弁天様である市杵島比売命は「厳島」即ち穢れなき美しく清浄な島にお祀りされております。令和の御代も今より平和で、我々日本人の心もより美しく、今を生きる私たちの手で新たな時代を切り拓いて行きたいものです。