金刀比羅祭(こんぴらさい)
本日は本殿北社において金刀比羅祭が無事斎行されました。
金刀比羅祭は香川県の金刀比羅宮の御分霊であり、大物主神をお祀りした神事です。
大物主神は大国主命(おおくにぬしのみこと)の和魂神(にぎみたまのかみ)であり、農業殖産、漁業航海、医薬、技芸など広汎な神徳を持つ神様として敬われています。大国主命は少彦名神(すくなひこなのかみ)と共に医薬に霊験あらたかな神様としても知られています。※和魂:神の優しく平和的な側面が現れたもので仁愛を意味します。
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神事では氏子の皆様の安全と、産業の繁栄、また、昨今、世間で猛威を振るっているコロナウイルスを始めとした疫病の沈静化と皆様の健康も祈念させて頂きました。
御参拝の方々が少ないのは淋しくも感じますが、まずは世の中が落ち着き、平穏な生活が訪れる事が第一ですので、社頭にて御参拝頂けなくとも、ご自宅で手を合わせて頂くだけでもよろしいかと存じます。
御祈祷に関しましては、通常通り1組ずつの個別にて対応させて頂いております。
一日も早く、お子様たちが境内で元気に走り回る姿を見たいものですね。
お知らせ
今月3月15日(日)と4月1日(水)の月次祭の神事は通常通り斎行させて頂くものの、ご参列の皆様におかれましては、各自の安全を優先して頂き、ご自宅でご拝礼されることを推奨させて頂きます。