神事の斎行について
暖かな陽射しの下で、桜の花も咲き誇り、本来であれば賑やかで楽しい時季を迎えている頃ではありますが、本年は国内外で蔓延しているコロナウイルスの影響もあって、境内は例年よりも寂しい状況となっております。
当白山神社におきましても近頃の影響を鑑みて、月次祭を始めとした各種神事におきましては、当面の間は一般のご参列の方にはご遠慮いただき、ご自宅での拝礼をお願い申し上げます。
神事につきましては、通常通り氏子総代にて斎行させて頂き、併せてコロナウイルスの沈静化も祈念させて頂きます。
なお、御祈祷につきましては今まで通り1組ずつの予約制とさせて頂き、御参拝につきましても通常通り拝殿でお詣り頂けます。
今回、様々な方面で色々な影響が出ておりますが、今までの当たり前の様な日常が、何気ない日常が、実は当たり前のことではなく、とても有り難いことであったのだと実感しております。
この日本は本年、皇紀2680年となります。この長い歴史の中においても、様々な困難な局面は幾度となくあったことでしょう。しかし、それも先人たちの努力と協力により、すべて乗り越えてきたからこその「今」があるのだと思います。
当面は不自由だったり、制約のある生活となるかもしれませんが、今こそ日本全体で、否、世界中の人々が力を合わせてこの困難を乗り切るべき時なのだと思います。
「私は大丈夫だろう。」ではなく、皆での協力が必要だと思います。
私達なら、必ず乗り越えられるでしょう。やり遂げられるでしょう。
家に籠りきりになってもストレスを感じて、免疫力も低下してしまうかもしれません。
そんな時は万全の準備をしたうえで、少し散歩に出かけてみるのも良いかもしれません。太陽の光を浴びればきっと活力も出ることでしょう。
改めまして、ひと時も早いコロナウイルスの沈静化と、皆様のご健勝を祈念致します。