新嘗祭
先日23日(月)には無事に新嘗祭が斎行されました。
この時期には暖かな陽気で、神事も滞ることなく斎行されましたことは、ひとえに大神様のご加護と皆様のご協力のお蔭と感謝申し上げます。
新嘗祭(当白山神社では「しんしょうさい」と呼びます)とはその年に採れた「新」しい「嘗(穀物)」に感謝をする神事です。日本人の主食である米にしても、小麦にしても、蕎麦にしても、その他、魚や肉、野菜、芋、、、すべての食物を私たちが口に出来るのは自然の恵みがあってあってこその物です。
以前に比べて生活のスタイルも変わり、現在は殆どの食物は「作る」ではなく、「買う」に時代となっていますが、たとえ自分たちで作らなくても、農家の方が栽培していたり、飼育していたりする訳です。自然への感謝と共にその人達への感謝の気持ちも忘れずにいたいものです。
本年は新型コロナウイルスの影響により、参列者の人数を制限するなど例年通りの準備が出来ない中での神事ではありましたが、予定された皆様が無事にご参列頂けましたことはまずもって喜ばしいことと存じます。
本年もあと残り1ヶ月ほどとなりましたが、皆様が無事に新年を迎えられますことをお祈り申し上げます。新年の御神礼、御守、縁起物などはお祓いをした後の12月1日(火)午前11時頃より社務所にて頒布を始めます。初詣の際の混雑密集を少しでも回避するために、新しい御札は出来る限り年内にご用意頂きます様、お願い申し上げます。
また、七五三の御祈祷も12月以降も引き続き受け賜わりますので、ご希望の方はお電話・ホームページよりお気軽にご連絡くださいませ。
新年の御祈祷につきましては1月2日(土)より受け賜わります。
1月11日(月)までは当日社頭でも受け賜わりますが、原則として予約の方を優先とし、隣との間隔を空けて1回につき3組までとさせて頂きます。1月12日(火)以降はすべて予約制とさせて頂きます。
皆様にはご不便をお掛けすることもあるかとは存じますが、感染拡大防止のためにもご理解とご協力をお願い申し上げます。
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