秋葉祭
先日の16日(木)には無事に秋葉祭が斎行されました。
秋葉祭とは火具都智神(かぐつちのかみ)を御祭神として祀った秋葉社のお祀りで、静岡県浜松市の秋葉神社の御分霊です。
白山神社の主祭神の一柱でもある伊邪那美命(いざなぎのみこと)が最後にお産みになりましたのが火具都智神で、火産神(ほむすび)とも呼ばれ、火についてのすべてを司る神様です。
火災予防、火難消除のなど火の禍を防ぐご神徳がございます。
特に冬の時期は乾燥しやすく、昔から火災など火に依る災いが多くあったことから、この味美地区でも秋葉信仰が厚かった様です。
煮炊きや暖をとるなど、普段の生活には欠かすことの出来ない「火」ではありますが、一歩間違えれば火傷や火災などの禍(わざわい)ともなってしまいます。
「良い」も「悪い」も、同じ物を扱うにしても、それを扱う者次第で結果は大きく変わってしまうことがあります。普段から気を抜くことなく、細心の注意を払いながらも火の有り難さを感じる必要があるでしょう。
特に年末は慌ただしくなることもあるので、気を引き締めて良い新年を迎えたいものですね。
また、今週末25日(土)は年内最後の五の市が開催されます。お正月の準備の品を揃えるのにも良い機会かと思いますが、新年の御神札・御守・縁起物なども社務所(9時~15時)にてご用意しておりますので、初詣の際の混雑・密集緩和の為にも、併せてこの時にご用意して頂ければと思います。
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