年越大祓式
昨日12月29日(金)には今年1年の罪穢れを祓う年越の大祓式が斎行されました。
罪穢れと言うのは、何も犯罪や悪いことだけではなく、普段の生活の中において、ついつい愚痴をこぼしてしまう事や、心に浮かんだネガティブな感情、時には思わず口をついてしまった悪口など、清い生活の中において不要な物の事すべてであり、それを新年を迎える前に人形(ひとがた)へと移し、綺麗に祓ってから新年を穢れなき真新しい心で迎えようとするのが大祓です。
新型コロナウイルスやウクライナへの侵攻による世界情勢の不安、円安による物価高と、何かと不安が付きまとう日々ではありましたが、何気ない当たり前の様な日常を当たり前とは思わず、無事である何事もない日々に感謝をしていきたいものです。
歳旦祭は1月1日0時より執り行います。
鏡開き・樽酒の振る舞いも予定しておりますので、体調を整えてご参拝頂ければ幸いです。
御祈祷は1月2日より受け賜わります。混雑緩和の為にも事前のご予約をお願い申し上げます。
1月3日(水)までは神殿にて、1月4日(木)以降は社務所内祈祷殿にて執り行います。
御神礼や御守などを納める古札所は1月末まで境内駐車場北側に設置しております。
左義長神事にて焼納となりますので、家庭ゴミの投棄は絶対にしないで下さい。
また、左義長は人形供養ではありませんので、人形やぬいぐるみなども捨てないで下さい。
左義長は人形の精抜きを行う神事ではないので、祟り等の災いが起こっても一切責任を負いかねます。
同様の理由から神棚もそのまま捨てるのは相応しくありません。
神棚は社務所にてお預かりのうえで、お祓いをしてからお焚き上げ致します。
古札所に納めても良いのは
・御神札
・御守
・破魔矢や熊手等の縁起物
・正月飾り
・書初め
などの神様や神事に纏わるものだけです。
年賀はがきや喪中はがきも該当しません。
鏡餅が入っていたプラケースもただのゴミです。左義長でお焚き上げに紛れ込むと環境汚染にしかなりませんので、自治体のルールに沿って各自で処分してください。
来る年が皆様にとりましてより善き一年となりますことを祈念致します。
なお、1月5日(金)は五の市は開催されません。1月15日(月)が初市となりますので、併せてご承知おきくださいませ。
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