金刀比羅祭
昨日3月10日(月)は金刀比羅祭が斎行されました。

金刀比羅祭は本殿御垣内にある北社のひとつである金刀比羅社の神事です。
香川県の「金刀比羅宮」を総本宮としていますが、地域によっては「こんぴら」「ことひら」と呼び方が違ったり、「金毘羅」「金比羅」「金刀比羅」など表記が異なっている事もあります。
白山神社の金刀比羅社も、四国は香川県の金刀比羅宮に祀られている大物主命の御分霊をお祀りしております。この地域は海に面しているわけではありませんが、古くは庄内川に船着場もあり、稲置街道(現在の旧41号)が中山道へと続いており、尾張藩主の参勤交代の際にも使われるほど交通の要所であったことから、旅の安全を祈念して祀られたものとも言われており、農業殖産、航海安全、交通安全、旅行安全、また講中安全、医薬の神様として祀られております。
この時期は卒業旅行に出かけられる方、新生活へと旅立たれる方など、春は移動の多い季節でもあります。また、災害ボランティア、復興支援に向かわれる方もあるかもしれません。
皆様の旅が安全なものであります様、祈念致しております。
なお、来年度より金毘羅祭の時間が10時に変更となります。また、その他神事も時間変更されたものもございますので、ご参列の皆様は事前に祭事予定でご確認の上でお越しくださいませ。
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