金刀比羅祭(こんぴらさい)
本日3月10日(金)は金刀比羅祭が斎行されました。
金刀比羅祭は本殿北社の金刀比羅社の神事で、四国・香川県の金刀比羅宮(ことひらぐう)の御祭神である、大物主神(オオモノヌシノカミ)の御分霊です。
大物主神は大国主命の和魂(優しく平和的な面)であるとも言われ、農業・殖産・医薬・海上守護など広汎な神徳を持つ神様として全国の人々から厚い信仰を集めています。当神社においても航海安全・交通安全・旅行安全の神様として古くから祀られております。
大物主神は和魂であることから、優しく平和的な神様であることが伺えますが、崇徳天皇(1119-1164)の御代には、蔓延った疫病や天変地異に心を痛めている崇徳天皇の夢に大物主神が現れて、言われた通りに斎事を執り行ったところ、疫病も天変地異も治まったと言われております。
いまだに新型コロナウイルスの影響も残ってはおりますが、大神様の大御心を戴き、ひと時も速やかに安寧の日々が訪れることを祈念致します。
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